生産拠点により
スタインウェイピアノの生産拠点は、1853年設立アメリカのニューヨークと、1880年設立ドイツのハンブルクに存在します。
それぞれの拠点によって使用する材料が違い、形状・アクション・鍵盤・固定方法なども微妙に違っています。
創始者が初めて設立したニューヨーク・スタインウェイは、時代を経た現在も伝統的な製法で作られています。比較的ハンマーフェルトが柔らかく、整音・整調や、硬化剤を使用することで音色に幅を持たせることができます。明るい音色を奏で、ニューヨーク・スタインウェイを好んで選択するユーザーが多くいます。
見た目の特徴は、鍵盤両端の腕木部分の角が直角で、ペダルボックスには金属装飾が成されています。
ハンブルク・スタインウェイは、近代化した工場で製造しているため、より高精度に仕上がっています。ドイツ製ピアノは堅いハンマーフェルトを使用しているものが一般的で、ハンブルク・スタインウェイも同様にハンマーフェルトは堅いものを用いています。
デザインの違いは、腕木の角が直角なニューヨーク・スタインウェイに対し、ハンブルク・スタインウェイは丸いのが特徴です
日本が輸入する際は、ほとんどハンブルク製のピアノになっています。
ハンブルク製は、日本をはじめアジア全域、ヨーロッパ全域へ輸出されます。一方ニューヨーク製は、北米・南米への輸出が中心です。スタインウェイが100年以上の間に作り出したピアノが世界中で流通しているので、ニューヨーク製も至るところで活躍しています。